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ウェブ相に関する考察

2つの人相

新規ユーザー視点でのウェブサイトの評価軸である『ウェブ相』について取り上げます。

「あの人は人相が悪い」という言葉を耳にしたり自分でも口に出すことはなくても心の中で思ってしまうことがありますよね。特に初対面であったり直接には知らない人物に関して外見以外の情報を持っていない際に人相という評価軸を利用することが多いのではないでしょうか。そして、「人相がいい」とは言わないので、違和感であったり否定的な感情を抱いてしまう人物に対して用いられる言葉なのだと思います。

同様のことをネット検索をしている時に考えることがあります。検索結果をクリックして表示されたページを一寸眺めた後に、「このサイトは『ウェブ相』が良くないな」と。

ウェブ相が良くないと感じるサイトとはどんなものなのかといえば必ずしも外観上の問題を抱えているサイトではありません。ページ上のレイアウトや配色などに対して大いなる改善が必要だと思えるサイトであっても、そのサイトが伝達しようとする情報が邪悪なものでない限り『ウェブ相』が悪いと感じることはないです。これは逆にいえば、どんなにスタイリッシュなサイトであっても掲載されている情報に悪意が含まれていれば『ウェブ相』が悪いと感じてしまうのです。

人の外見については「顔立ち」と「顔つき」という要素で語られることもあります。「顔立ち」とは生まれつきの顔のかたちのことであって顔面上での目や鼻などのパーツのレイアウトの有り様です。「顔立ちが親に似ている」とか言いますよね。一方、「顔つき」は人の内面を表すシグナルです。「いつもは温厚なあの人がスゴい顔つきで怒っていた」なんていうように使ったリするのですが、この「顔つき」が人相を評価する際の対象になっているのだと思います。

これをウェブサイトに当てはめるとどうなるでしょうか。「顔立ち」はレイアウトで、「顔つき」はコンテンツの文体ということになるのだと思います。ここで注意したいのはコンテンツそのものではなくてコンテンツの文体というところです。

これはどういうことかというと、コンテンツとはメッセージとそのメッセージを補完する文章や映像などで構成されているはずです。金融商品を使った詐欺取引を持ちかけようとするサイトであれば、そのサイトのメッセージは、「あなたは儲かります」であるはずです。しかし、そのメッセージでけでは誰も騙されません。そのために文章や映像などを使ってあなたを儲かる気にさせる、すなわち錯覚させようとするわけです。

錯覚させるためには儲かる可能性だけを訴求して、損をする可能性を否定もしくは隠蔽するという方策が取られることが多いと思います。するとサイトのコンテンツは不自然なほどのバラ色に染められてしまうはずです。この「不自然なほどのバラ色に染められた」という状態が「ウェブ相が悪い」という評価に結びつくのだと思います。

 

バランスのイメージ

一般的にいって物事には表と裏が備わっているわけですが、その片側だけを強引に照らしだそうとすることでことでバランスが損なわれるのだと思います。また、物事の表裏だけでなく当然表記されているべき情報(例えばショッピングサイトの債務者)が不明瞭な場合などもバランスを欠いた状態であるといえます。そして、そのバランスの崩れが違和感や不快感を誘発させるのです。

「ウェブ相が良くない」と呟くことは、そのような動揺を収束させるための試みであって、常識という予防線を突破しようとしてくる甘味な誘惑を遮断することでこころの平穏を取り戻そうとするのでしょう。

今回の投稿をまとめると次のとおりです。

コンテンツのバランスを著しく欠いたウェブサイトは警戒心を招く

 

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